「会議中にメモを取っても、自分だけのものになって終わってる…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
ぼくは普段から会議中にメモを取るタイプなんですが、ある日ふと思ったんです。
「このメモ、画面共有すればみんなにとって有益なんじゃないか?」
そこから始めたのが、会議中に自分のメモをリアルタイムで画面共有するというスタイルです。
最初はちょっと緊張しました。でもやってみると、予想以上に良いことづくめで、周りからの反応も上々。
そしてリモートワークが当たり前になった今、このやり方はますます意味を持つと感じています。
今回は、ぼくが実践しているリアルタイムメモ共有の方法と、そのメリットを紹介します。
なぜリアルタイムでメモを共有するのか?
実際にやってみて感じたメリットは、思っていた以上にたくさんありました。
話の流れを可視化できる
今どこまで話が進んでいて、何が決まりそうで、何が保留なのか。
メモを共有しているだけで、その場にいる全員が共通の理解を持てるようになります。
「それ、言ってましたっけ?」みたいなすれ違いが減るのを実感しました。
自分の勉強になる
聞いているだけのときよりも、要点をまとめながら書いているほうが内容が頭に入るんですよね。
特に、あまり詳しくないテーマの会議ほど、あとで自分の理解にもつながります。
会議に集中できる
誰かに見られているメモだと思うと、いい意味で気が抜けません(笑)
スマホを見たり、別の作業に手が伸びることもなくなりました。
会議後、ボールを投げやすい
「ここまでは書けたんですけど、ちょっとこの部分自信ないので補足お願いします」みたいに、
自然に話を振ることができます。自分だけで抱え込まずにすむのも、大事。
リモートワークだからこそ、やる価値がある
このリアルタイム共有スタイル、特にリモートワーク環境では本領発揮します。
- 表情やリアクションが読みづらい
- 「ちょっといいですか?」が言いづらい
- 会話のタイミングがつかみにくい
- つい受け身になってしまう
こうした“リモートならではの課題”って、誰でも一度は感じたことがあると思います。
そんな中で、目に見える情報(=共有メモ)があるだけで、場の空気がガラッと変わるんです。
「今、何の話をしているのか」「誰が何を言ったのか」「次に決めたいことは何か」が、全員にとってクリアになります。
これはリモート会議において、すごく大きな意味を持つと感じています。
実際のやり方(かんたんです)
必要なのはこれだけです:
- メモアプリ(Notepad、サクラエディタ、Notion、Microsoft Loop、など、基本なんでもOK)
- 画面共有できる会議ツール(Zoom、Google Meet、Teamsなど)
やり方はとてもシンプル:
- 会議の冒頭で「メモをリアルタイムで共有しますね」と一言
- 箇条書きや見出しを使って、ざっくりと構成を用意
- 話の要点だけをテンポよくメモ(完璧じゃなくてOK)
- 時々「ここまでで補足ありますか?」と確認
特別なスキルも必要ありません。
“みんなで話すための土台”をつくる感覚で気軽にやってみるのがコツです。
やってみてどうだったか
最初は「こんな簡易メモを見せて大丈夫かな…」と、正直かなり不安でした。
でもやってみると、意外と周りはすごくポジティブに受け取ってくれました。
リモートワークの際には集中が切れやすいですが、
「見られている」意識が自分へのプレッシャーにもなって、集中力が上がったのを実感しています。
さらに、自分が主体的に動いていることが、ちゃんと伝わるという意味でも効果あり。
リモートワークでは「ちゃんとやってる感」が見えにくいので、
そういう意味でも一つのアピール手段になっていると感じています。
まとめ:リアルタイムメモは、リモート会議の「見える化」ツール
会議中のメモを“自分だけのもの”にせず、その場で共有するだけで会議の質が一気に上がる──
そんな気づきから始まった、ぼくのリアルタイムメモ共有スタイル。
実際にやってみて感じたのは、
- 話の流れが整理されて、認識のズレが減る
- 自分の理解が深まり、会議への集中力もアップ
- 自然に話を振ったり、巻き込んだりしやすくなる
- 主体的な姿勢がチームにも伝わりやすくなる
という、想像以上の効果でした。
特にリモートワークの環境では、言葉以上に“見える情報”が大事。
リアルタイムメモは、会議の流れや空気を共有するための大きな武器になります。
最初はちょっと勇気がいるかもしれません。
でも、実際にやってみるときっと「やってよかった」と思えるはず。
次の会議、ぜひ一度、自分のメモを“見せて”みてください。
きっと新しい発見があります。
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